2019年度の J.S.A. SAKE DIPLOMA認定試験 二次試験の詳細もまとめてみました。
Contents
タイムスケジュール
2019年10月9日 水曜日
14:00 | 開場 |
14:10〜 | オリエンテーション |
14:20〜14:50 | テイステイング(30分) |
14:55〜15:15 | 論述試験(20分) |
15:25 | 解散 |
持ち物
- 受験票
- 筆記用具(HB以上の鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)
- 時計
開場〜オリエンテーション
14時に試験会場が開場になり、自分の受験番号の席に座りました。
机の上には、すでにテイスティング飲料の入ったグラスが並べられていました。
前年度(2018年度)は、テイスティングのお酒が5種類と聞いてましたが、今回(2019年度)は、6種類並んでました。(この時点で4点は日本酒、2点は焼酎かな…と思えました。)
ビニール封筒は、試験官の指示に沿ってオリエンテーション時に開封しました。
ビニール封筒の中身は、
- オリエンテーションの説明が記された用紙
- 論述解答用紙
- 下敷き(板目紙)
- テイスティング用語選択用紙
- テイスティングの解答用紙
論述試験(20分)
今回の論述試験は、2題でした。(前年度(2018年度)は、1題のみ)
- 美山錦について説明しなさい(200字以内)
- 村米制度について説明しなさい(200字以内)
ちなみに、過去2回の論述試験で出題された問題は、
- 山廃と生酛についての現状とこれからについてあなたの意見を答えなさい(2017)
- セルレニン耐性酵母について説明し、あなたの意見を述べなさい(2018)
でした。
前回、前々回は1題のみ、しかも、説明と自分の意見を述べる感じでしたが、今回は2題、しかも、一次試験対策以上の知識量で臨まないといけないと実感しました。
テイスティング(30分)
今回のテイスティングは、日本酒4点、焼酎・泡盛2点でした。
前回(2018年度)と異なる点としては
- 前回(2018年度)は焼酎・泡盛1点だった(ちなみに前々回(2017年度)は、焼酎・泡盛2点)
- 焼酎の蒸留方法(常圧 or 減圧)の解答項目が増えた
- テイスティング用語選択用紙の選択肢は、前回(2018年度)と変更点あり
日本酒の選択肢
項目 | 設問 | 指定された解答数 |
---|---|---|
外観 | 清澄度 | 1 |
〃 | 濃淡 | 1 |
〃 | 色調 | 2 |
香り | 第一印象 | 1 |
〃 | 特徴 | 8 |
味わい | 第一印象 | 1 |
〃 | 甘み | 1 |
〃 | 酸味 | 1 |
〃 | 苦味 | 1 |
〃 | バランス | 1 |
〃 | 余韻 | 1 |
特定名称 | 特定名称より選択 | 1 |
日本酒の選択問題
- 原料米が「山田錦」の酒を2つ選びなさい
- 「アルコール添加」の酒を1つ選びなさい
- 「セルレニン耐性酵母」の酒を2つ選びなさい
- 「山廃造り」の酒を1つ選びなさい
焼酎・泡盛の選択肢
原料の種類:芋しょうちゅう
麦しょうちゅう
米しょうちゅう
黒糖しょうちゅう
そばしょうちゅう
泡盛
蒸留方法:常圧蒸留
減圧蒸留
テイスティング銘柄の発表
試験当日の17時頃、日本ソムリエ協会のホームページにて掲載されました。
番号 | 特定名称 | 原料米 |
---|---|---|
1 | 特別吟醸酒 | 山田錦 |
2 | 純米大吟醸酒 | 山田錦 |
3 | 純米酒 | 五百万石 |
4 | 吟醸酒 | 出羽燦々 他 |
番号 | 種類 | 蒸留方法 |
---|---|---|
5 | 泡盛 | 常圧蒸留 |
6 | 麦しょうちゅう | 常圧蒸留 |

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